20代で勃たないことが気になり始めた人へ。若いのにと思う前に見たいこと

この記事は、医療的な診断や治療の代わりではなく、当事者としての観察と運用の記録です。急な悪化、強い痛み、明確な身体症状、長く続く大きな変化がある場合は、医療機関での相談が先です。

こんにちは、波と神経ラボの なみしんです。
僕はアラフォー男性として、かつてEDや中折れへの不安に5年ほど悩んでいました。
心因性と言われて受診したこともあります。

その後の1年間、自分でEDを神経モジュレーションの問題として扱い、生活や身体の状態をひとつずつ観察しながら、本気で対処を試してきました。いまはEDを克服したと言っていい状態になっています。

20代で勃たないことが気になり始めると、多くの人はまず「まだ若いのに」と思うはずです。

今回は、「神経の状態」から整理すると、「20代で勃たない」のもあり得ることだし、どうしたら改善するのかも分かりやすいという話をしたいと思います。

目次

20代で勃たないことが気になり始めると、「若いのに」と思いやすい

20代で勃たないことあると、まず強く出てきやすいのは「まだそんな年齢じゃないのに」という感覚だと思います。

もっと上の世代の悩みだと思っていたからこそ、「こんなことでつまずくのは早すぎるのでは」と感じやすい。

しかも、この悩みは人に言いづらいです。
友人に軽く相談できる感じでもないし、恋人や相手の前ではなおさら整理しにくい。

すると、頭の中でひとりで考える時間が増えて、話がすぐに大きくなっていきます。

  • 自分だけおかしいのではないか
  • かなり深刻な問題なのではないか
  • これから先ずっとこうなのではないか

こういう方向に進みやすい。

でも、20代で勃たないことはあり得ます。
ここで大事なのは、年齢だけで考えすぎないことです。

勃起には「神経の状態」がかなり関わるので、若くても起こりえます。
次章からは、この問題を年齢ではなく、神経の状態から見ていきます。

勃起は、神経が青のときに起こりやすい

波と神経ラボでは、勃起を「神経の状態」から見ます。

ここでいう神経とは、上が赤、下が青のあいだを波のように動いているもののことだと、ざっくりイメージしてみてください。

神経が赤に入ると、こんな感じになります。

  • 確認が増える
  • 判定が増える
  • 急ぐ
  • 固くなる
  • 頭のモーターの回転が上がる

青はこの方向です。

  • 確認より感じるほうに寄れる
  • 適切に脱力できる
  • 少し委ねられる
  • 頭のモーターの回転が落ちる

勃起は、神経が青に入ったときに起こりやすい。
逆に、赤のままだと勃起は起こりにくいものです。

なので、「20代なのに勃たない」というときも、まず見るべきなのは年齢だけではありません。
いま神経が青に入りやすい状態なのか、それとも赤に寄ったままなのかです。

若いことと、神経が青に落ちやすいことは同じではありません。
20代でも、神経が赤寄りに固定されていれば、勃たないことは普通に起こりえます。

神経の動き——セックスが始まって勃たなくなるまで

セックスの流れのなかで考えてみましょう。

①たとえば、セックスの前、パートナーと話しているときは、頭のモーターは速くなっておらず、神経は青に近いと思います。余計な緊張もなく、注意や警戒もない状態でいられているはずです。

②そこからベッドに行くことになったとしましょう。
すると、少し緊張が入る人もいるかもしれません。波が赤方向に上がります。

でも、この時点ではまだ完全に赤に振り切っていないことも多いです。
少し緊張しているくらいなら、まだ青の側にいられているはずです。

③そこから、セックスが始まり進んでいくうちに、

  • ここで勃たなかったらまずいかも
  • ちゃんと反応しないといけない
  • 満足させられるかな

などの、思考が走ることがあります。一気に確認や評価が始まったということです。
ここで、かなり神経の波が赤方向に上がるかもしれません。

④すると、さっきまで青側にいたとしても、赤に入ってしまうことがある。
そこで勃起が起こりにくくなる。維持もしにくい。

この流れで見ると、「若いのに起きるのはおかしい」というより、
セックスの流れの中で神経がどう動いたかを見るほうが整理しやすくなります。

ここで大事なのは、表面上「楽しい時間だったか」ではなく、
神経の状態が本当に青に残れていたかです。

たとえば、雰囲気は悪くない。相手との関係も悪くない。
でも、神経は赤に入っている。そういうことは普通にあります。

神経火災で見ると、20代で勃たない理由が整理しやすい

ここで役に立つのが、神経火災という見方です。

神経火災とは、日常の小さな赤が積み重なって、神経の休みが取れず、赤が慢性化してしまっている状態です。

神経火災があると、日常で神経がすこし赤方向に上がってしまいます。
なので、セックスのときに勃たなくなりやすい。
しかもこれは、慢性的なので自分でも分かりにくい。

20代でも、こういう小さな赤は普通にあります。

  • LINEやDMを送ったあと、返事が来る前に何度も画面を見てしまう
  • 通知に、すぐ反応しなければと体が先にこわばる
  • 外出前や約束の前に、遅れないように急いで支度している
  • スマホや動画を見続けて、休んだつもりでも頭が静かにならない
  • 将来のことや仕事のことが、頭の片隅でずっと回っている

これらは一つひとつは小さいです。
でも、青に切り替わる時間を持つことなく、小さい赤が積み重なると、赤が高い状態が普通になってしまいます。

そこにセックスの現場での心配や焦り、相手からどう見られているかという赤が重なる。
本番ではさらに青になりにくくなるわけです。

20代でも神経火災がある人は普通にいます。
こう考えると、勃たなくなるのも不思議なことではありませんよね。

ここで重要なのは、「20代にもストレスが多いから仕方ない」という話ではないことです。
大事なのは、神経が赤から青へと柔軟に切り替われる状態になっているかどうかです。

必要なのは、神経弾力を育てること

20代で勃ちづらさで悩んでいるときに必要なのは、神経弾力を育てることです。

というのも、20代の人は、高齢のかたのように勃起のための血流や筋肉量が衰えていることは少ないからです。
しかし神経が青に戻りにくくなっているというケースはけっこうあります。

神経弾力とは、赤になったあとに固まりきらず、また青へ戻ってこられるしなやかさのことです。

赤になること自体は避けられません。
勉強や仕事をすれば回転数は上がるし、人と会えば確認も増えるのが自然です。

問題は、そこから青に戻りずらくなっていることです。

勃ちづらさの緩和は、

  • 日常の中で赤から青へ戻る回数を増やすこと
  • 神経火災が起きにくい地盤を作ること

につながっています。

だから、20代で勃たないことが気になり始めたときも、「次の本番で成功するか」だけを見るより、神経弾力を育てることのほうが根本に近い。

一歩目は、日常の赤を見つけること

最初の一歩は、相手の前でうまくいかなかった場面を細かく反省することより、まず自分の赤がどこで立ち上がるかを見つけることです。

たとえば、

LINEやDMを送ったあと、返事が来る前に何度も画面を見てしまうとき
→送った内容が変じゃなかったか、相手がどう受け取ったかが気になって、体は止まっているのに頭だけ回り続ける場面です。

外出前や約束の前に、遅れないように・失敗しないようにと急いで支度しているとき
→時間に追われる感じの中で、呼吸が浅くなり、頭のモーターが上がりやすい場面です

休んでいるつもりでスマホや動画を見続けていたのに、やめたあとも頭が静かにならないとき
→本人は休息だと思っていても、実際には情報刺激で交感神経が下がっていないことがあります。

これは一部の例ですが、自分は頭のモーターが速くなっていないか?どこで速くなっているか?を見てみてください。

ここで大事なのは、
「あ、ここで赤くなっているかもしれない」という場面を発見することです。

まずは見つけるだけで大丈夫です。
ここまでできたらOKです

あとはおまけです。

その場面が見つかったら、
そこで自分なりに少しゆっくりにできる方法を一つイメージします。

トイレの個室で一度離れる、窓を開けて外気を吸う、階段をゆっくり降りる、呼吸を少し長くする。
大きなことは要りません。

大事なのは、完璧に青にすることではなく、赤のまま突っ走るだけではない回数を少しずつ増やしていくことです。そうして神経の弾力が育っていくと、相手がいる本番の場面でも赤に持っていかれにくくなり、結果として勃ちづらさの緩和につながっていきます。

「20代で勃たないことが気になり始めた」とき最初に見たいもの

20代で勃たないことが気になり始めると、どうしても「若いのに」と思いやすいです。
その感覚は自然です。

しかし、最初に見たいのは年齢そのものより、神経の状態です。

神経が赤から青に切り替わりやすい状態になっているか。
日常の小さな赤が積み重なって、神経火災が起きていないか。
頭のモーターが少し速いまま、それが普通になっていないか。

20代で勃たないことが気になり始めたときこそ、「若いのに」と思って終わるのではなく、日常の赤を見つけるところから始めると整理しやすくなります。

それは遠回りに見えるかもしれません。でも、本番で一回うまくやることより、ずっと根本に近い入口です。

なお、波と神経ラボでは、赤から青になりやすくするために神経弾力を育てていくことに加えて、セックスそのものの感じ方を変えていく方向も重視しています。

セックスはどうしても「立つか立たないか」「射精できるかどうか」だけの場になりやすいです。
その0か100かの見方自体が、神経をさらに赤くし、体を反応しにくくしてしまうことが多いです。

波と神経ラボでは、射精一点張りではない、0から100のあいだで快の波をつくるウェイブOSという快のつくりかたを伝えています。この話は少し長くなるので、以下の記事に整理しました。

個別に整理したい方へ

記事を読んでも、自分にどう当てはめればいいか迷う方のために、
個別セッションも用意しています。

ベースセッション|赤から青へ
EDを薄めるために、神経のベースを3回で整理するコース
神経モジュレーションを身につけることで、神経弾力を育てます

ウェイブセッション|スパイクからウェイブへ
EDや次のセックスの不安がある人に、別の快のルートを伝える3回コース

プレミアムセッション
EDや次のセックスの不安を、一緒に整えていく3ヶ月伴走コース

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