30代でEDかもしれないと不安な人へ。年齢より先に見たいのは神経の状態です

この記事は、医療的な診断や治療の代わりではなく、当事者としての観察と運用の記録です。急な悪化、強い痛み、明確な身体症状、長く続く大きな変化がある場合は、医療機関での相談が先です。

こんにちは、波と神経ラボの なみしんです。
僕はアラフォー男性として、かつてEDや中折れへの不安に5年ほど悩んでいました。
心因性と言われて受診したこともあります。

その後の1年間、自分でEDを神経モジュレーションの問題として扱い、生活や身体の状態をひとつずつ観察しながら、本気で対処を試してきました。いまはEDを克服したと言っていい状態になっています。

30代でEDかもしれないと感じると、多くの人はまず年齢のことを考えます。
でも、ここで先に見たいのは「もう老化が始まったのか」ではなく、いま「神経」がどんな状態にあるのかです。

目次

30代でEDかもと思ったら、神経の状態で見ると整理しやすい

30代で本番が不安になってきたり、以前より勃ちにくさを感じたりすると、「まだ若いのに」「もう年齢のせいなのか」と考えやすいと思います。

実際、20代のころには多少寝不足でも、多少疲れていても、勢いでなんとかなっていた人は多いはずです。

だからこそ、30代で少しでも崩れ始めると、ショックが大きい。
ただ、ここで年齢だけを前に出すと、かえって整理しにくくなります。

なぜなら、この段階の悩みは、

  • 本当に加齢の影響が前に出ているのか
  • 日常の疲労や緊張が積み重なっているのか
  • 本番の不安が強くなっているのか
  • 神経がそもそも休まっていないのか

が、まだ混ざっていることが多いからです。

この状態を、いきなり「年齢のせい」とまとめてしまうと、自分の身体で何が起きているのかが見えなくなります。
僕は、こういうときはまず「神経の状態」で見たほうが一本化しやすいと思っています。

勃起は、年齢という一語だけで起きたり止まったりするものではなく、そのとき神経がどちらに傾いているかにかなり左右されるからです。

勃起は、神経が青になったときに起こりやすい

波と神経ラボでは、勃起を神経の状態から見ます。

ここでは、神経を、上が、下がのあいだを行ったり来たりする波のようなものとして、まずイメージしてみてください。

は、確認が増える、固くなる、急ぐ、評価を気にする、頭のモーターが速く回る方向です。

は、適切に脱力できる、確認より感じるに寄れる、少し委ねられる、頭のモーターの回転が落ちている方向です。

勃起は、この神経がになったときに起こりやすく、が強いと起こりにくくなります。

次章で、この神経のの動きを、具体的なセックスの場面で見ていきます。

神経の動き——セックスが始まる前から、勃ちにくくなるまで

セックスの場面でも、神経は波のように動いています。

たとえば、セックスの前に相手と会話している段階では、まだに入っていることが多いでしょう。
一緒にいて安心できていたり、自然に話せていたりすれば、神経は落ち着きやすいです。

そこからベッドに移ると、少し緊張して方向に波が上がることがあります。でも、この時点ではまだにいられることも多い。

さらに進んで、服を脱ぐ、触れ合う、勃起が必要な場面が近づくこのあたりで、「ちゃんと反応するかな」「まただめかもしれない」という不安が一瞬走る。ここでが大きくなる。

すると、確認が増えます。勃っているか、弱くなっていないか、相手はどう思っているか。

そうやって頭のモーターが上がると、神経はから離れやすくなる。
(表面上は楽しく過ごせていても、この局面で確認や評価が増えれば、神経としてはから離れていきます。)

その結果、勃ちにくくなったり、途中で崩れたりしやすくなります。

ここで大事なのは、少しが上がること自体は自然だということです。
問題は、が上がったあとに、戻れないことです。

神経火災で見ると、30代のED気味な状態は整理しやすい

ただし、ここで「じゃあ途中で焦らなければいい」という話にはなりません。

なぜなら、途中で赤が強くなりやすい人は、その場だけの問題ではなく、ふだんからが高めに続いていることが多いからです。波と神経ラボでは、これを神経火災と呼んでいます。

神経火災とは、慢性化した赤のことです。
神経の休み、つまりが十分に取れておらず、がずっとくすぶっている状態です。
しかも、慢性化しているので、自分でもそれが普通になってしまいやすい。

頭のモーターが少し速いこと、肩や顎が少し固いこと、確認が多いことが、日常の基準になってしまう。
だから本人も、の中にいることに気づきにくいです。

ここで重要なのは、「生活にストレスがあるからだ」という話をしたいわけではないことです。
同じ忙しさでも平気な人もいれば、かなり崩れる人もいる。

大事なのは、神経が柔軟にからに切り替われる状態になっているかどうかです。

神経火災の上に、セックスの赤が重なる

神経火災の状態だと、もともとの基準が寄りにあります。
そこにセックスの現場での心配、焦り、相手からの評価のが重なる。

すると、普通なら少しくなっても戻れる場面で、に戻れない。

その結果、30代で「これってEDかもしれない」と感じる場面が増えやすくなります。

こう考えると、30代のED気味な状態はかなり整理しやすくなります。

30代は、神経火災が始まりやすい年齢

30代は、まだ高齢ではありません。
でも、20代のころのように雑に回復できる時期ではなくなってきます。
実際30代を過ぎると、回復しづらくなるのを感じる人も多いはずです。

仕事の責任が増える。
やりとりが増える。
将来のことも考える。
パートナーがいる人は、「ちゃんとしたい」「うまくやりたい」という気持ちも強くなりやすい。

そういう生活の中で、日常の小さなを持ち越しやすくなります。

この意味で、30代は、神経火災が始まりやすい年齢と言えるかもしれません。

必要なのは、神経弾力を育てること

ここで必要なのは、神経弾力を育てることです。

神経弾力とは、赤になったあとに固まりきらず、また青へ戻ってこられるしなやかさのことです。

EDの緩和は、本番で一度成功することよりも、日常の中で赤から青へ戻る回数を増やし、神経火災が起きにくい地盤を作ることとつながっています。

本番の場面だけを何とかしようとすると、どうしても本番に意識が集中します。
でも、本当に見たいのは、その前からどんなを積み重ねているかです。

30代でEDかもしれないと感じるとき、必要なのは根性でも勢いでもなく、
赤から青へ戻れる神経を少しずつ取り戻していくことです。

ではどこから始めたらいいのか?

日常の小さな赤を見つけることが入口になる

最初の一歩は、相手の前でうまくいかなかった場面を細かく反省することより、まず自分の赤がどこで立ち上がるかを見つけることです。

たとえば、

LINEやDMを送ったあと、返事が来る前に何度も画面を見てしまうとき
→送った内容が変じゃなかったか、相手がどう受け取ったかが気になって、体は止まっているのに頭だけ回り続ける場面です。

外出前や約束の前に、遅れないように・失敗しないようにと急いで支度しているとき
→時間に追われる感じの中で、呼吸が浅くなり、頭のモーターが上がりやすい場面です

休んでいるつもりでスマホや動画を見続けていたのに、やめたあとも頭が静かにならないとき
→本人は休息だと思っていても、実際には情報刺激で交感神経が下がっていないことがあります。

店員や受付、初対面の相手と少し話しただけなのに、そのあともしばらく身体が固いとき
→会話そのものは短く終わっていても、神経だけがまだ「ちゃんとできたか」「変に見られなかったか」の確認を続けていて緊張が残っている場面です。

これは一部の例ですが、自分は頭のモーターが速くなっていないか?どこで速くなっているか?を見てみてください。

ここで大事なのは、
「あ、ここで赤くなっているかもしれない」という場面を発見することです。

まずは見つけるだけで大丈夫です。
ここまでできたらOKです

あとはおまけです。

その場面が見つかったら、
そこで自分なりに少しゆっくりにできる方法を一つイメージします。

トイレの個室で一度離れる、窓を開けて外気を吸う、階段をゆっくり降りる、呼吸を少し長くする。
大きなことは要りません。

大事なのは、完璧に青にすることではなく、赤のまま突っ走るだけではない回数を少しずつ増やしていくことです。そうして神経の弾力が育っていくと、相手がいる本番の場面でも赤に持っていかれにくくなり、結果としてEDの緩和につながっていきます。

30代で「年齢のせいか」と思う前に

まず自分の神経の状態を見る。
そこから始めると、悩みは少し整理しやすくなります。
30代でEDかもしれないと不安なとき、最初に見たいのは年齢ではなく神経の状態です。

なお、波と神経ラボでは、赤から青になりやすくするために神経弾力を育てていくことに加えて、セックスそのものの感じ方を変えていく方向も重視しています。

セックスはどうしても「立つか立たないか」「射精できるかどうか」だけの場になりやすいです。
その0か100かの見方自体が、神経をさらに赤くし、体を反応しにくくしてしまうことが多いです。

波と神経ラボでは、射精一点張りではない、0から100のあいだで快の波をつくるウェイブOSという快のつくりかたを伝えています。この話は少し長くなるので、以下の記事に整理しました。

個別に整理したい方へ

記事を読んでも、自分にどう当てはめればいいか迷う方のために、
個別セッションも用意しています。

ベースセッション|赤から青へ
EDを薄めるために、神経のベースを3回で整理するコース
神経モジュレーションを身につけることで、神経弾力を育てます

ウェイブセッション|スパイクからウェイブへ
EDや次のセックスの不安がある人に、別の快のルートを伝える3回コース

プレミアムセッション
EDや次のセックスの不安を、一緒に整えていく3ヶ月伴走コース

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