【ED1】EDに悩む人が最初に知っておきたい、解消のための2つの道

この記事は、医療的な診断や治療の代わりではなく、当事者としての観察と運用の記録です。急な悪化、強い痛み、明確な身体症状、長く続く大きな変化がある場合は、医療機関での相談が先です。

こんにちは、波と神経ラボの なみしんです。
僕はアラフォー男性として、かつてEDや中折れへの不安に5年ほど悩んでいました。
心因性と言われて受診したこともあります。

その後の1年間、自分でEDを神経モジュレーションの問題として扱い、生活や身体の状態をひとつずつ観察しながら、本気で対処を試してきました。いまはEDを克服したと言っていい状態になっています。

その中でわかってきたのは、EDに対処するには、少なくとも2つの方向があるということです。

・ひとつは、生活の中のを少しずつに変え、神経火災を弱めていく方向。
→「神経」からのED改善です。

・もうひとつは、セックスの現場で射精(=スパイク)一本足ではない別のしかたを育てていく方向です。
→「快のOS」からのED改善です。

この2つは役割の違う車の両輪です。
どちらも並行して進めることで前進が早くなります。

この記事は、その全体像を整理するものです。
波と神経ラボが送るEDへの対処法の中心でもあります。

目次

① 赤から青へ:神経火災を弱めていく

ひとつめの方向は、赤から青へです。
これは、EDを「その場の勃起の問題」だけとして見るのではなく、
もっと手前にある神経の状態から解消していこうという方向です。

たとえば「ゾンビが窓をバンバン叩いている環境」でのんびり勃起することはできないでしょう。

それは、体が緊張し、注意モードに入り、生き延びるほうを優先するからです。
波と神経ラボの言葉で言えば、赤が強く働いている状態です。

もちろん、日常生活で本当にゾンビが来るわけではありません。
でも、自分の感覚では、それに近いことがもっと小さく、もっと慢性的に起きていることがあります。

・何かを始める前から、もう結果を気にしている
・休んでいるつもりなのに、疲れが残っている
・リラックスしているつもりでも、呼吸が浅い
・まだ何も起きていないのに、もう「大丈夫か」を確認している

こういう状態が続いていると、性の場面に入る前から、すでに体が注意モードのままになっている。

波と神経ラボ では、こうしたが日常の中で慢性化し、本人にとっても当たり前になってしまった状態のことを、神経火災と呼んでいます。慢性的になっているからこそ、本人にはそれが普通に感じられてしまう。

「自分はこういう性格だから」で済ませてしまったり、
「セックスのときだけ急にダメになる」と思ってしまったりする。

でも実際には、そのもっと手前から、赤がずっとくすぶっていることがあるわけです。

神経火災がセックスの現場での勃起しづらさをつくる

①でやるのは、その神経火災を、わかるところから少しずつ解いていくことです。

休息時間の使い方を変える。
人との話し方を変える。
家での過ごし方を変える。
呼吸や姿勢を見る。……などなど

それぞれのひとにそれぞれのの増やし方があると思います。
※それぞれのひとの赤と青の見つけ方については、現在、本を執筆中です。そちらをお待ちいただくか、セッションの相談をいただければ、オーダーメイドでお伝えすることが可能です。

これは生活改善をすればよいという話ではありません。そうではなく、神経を赤から青に変えられるポイントを選らんで戦略的に変えていくことが重要です。

日常のを減らし、を増やせる場所を探していく。
即効性の強い話ではない、と感じやすいかもしれません。

でも自分の感覚では、ひとつずつが日常そのものを少し変えていくので、思ったより早く実感が来ることもあります。

劇的に一発で変わる、というより、

「前より少し楽な日が増えた」
「前より確認モードに入りにくい」
「前より朝の反応が出る日がある」みたいな小さい変化が先に来る。

そして、その小さい変化が積み重なっていくと、あとから振り返ったときに、かなり遠くまで来ていることがあります。

この方向は、EDや不安を長期的に薄めていく土台として、自分にはかなり重要でした。赤から青へを日常のなかで意識したおかげで、EDという状態から抜け出せたと思っています。地味ですが、根本的な解決はこの方法しかないと僕は感じています。

② スパイクからウェイブへ:セックスのべつのしかたを育てる

もうひとつの方向は、スパイクからウェイブへです。

これは、セックスの現場での快のつくりかたや、セックスそのものの見方を変えていく方向です。

(ここでは多くの人に伝わりやすいように男性・女性という言葉を使いますが、それぞれのひとの身体やジェンダーに合わせて読み替えてください。)

多くの男性は、セックスをどこかで

勃起できたか→維持できたか→射精できたか

という一本の線で見ています。この見方だと、少し崩れただけで全部が失敗になりやすい。というのも、勃起も維持も射精も、「成功」か「失敗」かがはっきりしているからです。白か黒かしかないわけです。

だから、「うまくいっているか」を監視することになりやすいし、少しでもうまくいかなそうな兆候が見えると神経火災が起きやすくなります。

ではどうしたらいいのか?
ここで快を得るための2つのOS「スパイク」と「ウェイブ」について紹介します。

スパイク=一点突破の快 ウェイブ=波と全身の快

ここで言うスパイクとは、強い興奮で一気に突破しようとするやり方です。
早く立たせる、強く維持する、最後まで持っていく。
その一本足で勝負しようとする快のOSをスパイクOSと呼んでいます。

でも、快のつくりかたはスパイクだけではありません。

多くの男性は、「女性の快」は射精のような一点ゴールではなく、もっと波のようなものだ、と感じていると思います。

このイメージは、ここで言うウェイブを考えるときのヒントになります。つまりウェイブとは、スパイクのように快を一撃のピークだけで考えるのではなく、小さな快や安心の揺れを積み重ねていくような快OSです。

男性も快を、射精だけに頼らず「ウェイブOS」から得るようにしていくことができます。

そうなると、セックスの目標が射精だけではなくなるわけです。
目標が消えるというより、横にずれていく感じです。

「勃起できたか」「最後までいけたか」だけではなく、

・どれだけ安心していられたか
・どれだけ小さな快を重ねられたか
・どれだけ一箇所ではなく全身を感じられたか
・それによってどれだけ大きな振幅の快を得られたか

という別の指標が入ってくる。
この評価軸の増え方がかなり重要です。
一点の成否だけで判定しなくてよくなると、セックス全体がかなり楽になります。

そしてそのことが、結果的に緊張を減らし、勃起にもいい影響を与えるケースがよくあります。

波と神経ラボ では、「スパイク」という射精的なOSとは異なる「ウェイブ」という快のOSを育てる方法も届けています。それは、ただ勃つかどうかを見るためではなく、セックスそのものをもっと失敗しにくく、もっと楽にしていくためです。

①と②の両輪が必要=①はベース、②は現場

ここがかなり大事です。

①は、地盤を変えていく方向として重要です。
根本的にEDという状態を薄めていくには、こちらをすこしずつ進める必要があります。

でも「それじゃあ次のセックスはどうするのか?」という問いが残ります。

神経火災を少しずつ弱めていくことは大事です。
でもそのあいだにも、女性との出会いはあるかもしれないし、マッチングアプリを使おうと思うかもしれないし、セックスの機会があるひともいるかもしれない。そのときのためには②が必要です。

②は、セックスという現場での失敗判定や快のつくりかたを変える助けになります。
ウェイブOSを身につけて、一点の成否だけで見ないようにすることはリラックスにつながるでしょう。

ただ、①が足りておらず、日常の神経火災や慢性的なが強いままだと、現場で少し楽になっても、また同じところに戻りやすいです。

つまり、
①は地盤の方向
②は現場の方向 です。

EDという状態を薄めていくにはこの両方が必要です。

長期的に神経火災を弱めながら、
セックスの現場ではウェイブOSというべつのしかたを育てていく。

いまのあなたは、どちらで困っていますか?

いまのあなたがもし、

・日常からずっと頭が落ち着かない
・まだ何も起きていないのに不安が始まる
・セックス以前に、生活全体でストレスや疲れが強い感じがある
・休んでいるつもりでも、どこか緩んでいない感じがある

なら、まずは ① 赤から青へ の方向から入るのが自然です。

逆に、

・次のセックスが怖い
・交際しても、その先が不安
・勃起や射精だけで全部が決まる感じが苦しい
・「セックス=試験」みたいになっている

なら、② スパイクからウェイブへ の方向が先かもしれません。

そして、

・①や②のまとまった情報を知りたい
・自分の状態に引きつけて整理したい
・生活とセックスの両方を、一つの地図として見たい

なら、将来的にはSのようなまとまったものが役に立つと思います。

はじめに読んでほしい記事EDに対処する全体像を知りたい人へ
【ED1】EDに悩む人が最初に知っておきたい、解消のための2つの道

長期的にEDと不安を薄めたい人へ
【ED2】赤から青へ——神経火災を弱めると、EDは少しずつ薄まっていく

「次のセックスをどうするか」が気になる人へ
【ED3】スパイクからウェイブへ──射精ではない快を育てると、セックスは楽になる

EDを“状態”としてどう見るか知りたい人へ

【ED4】当ラボのEDの捉え方——EDを“状態”として見ると、解消の方向が見えやすくなる

EDに対処するための考えかたの根っこが知りたい人へ
【辞典】神経辞典——波と神経ラボの基礎

個別に整理したい方へ

記事を読んでも、自分にどう当てはめればいいか迷う方のために、
個別セッションも用意しています。

ベースセッション|赤から青へ
EDを薄めるために、神経のベースを3回で整理するコース
神経モジュレーションを身につけることで、神経弾力を育てます

ウェイブセッション|スパイクからウェイブへ
EDや次のセックスの不安がある人に、別の快のルートを伝える3回コース

プレミアムセッション
EDや次のセックスの不安を、一緒に整えていく3ヶ月伴走コース

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